若手リーダー座談会
気づきを生かせる環境と背中を押してくれる風土が個々の成長を飛躍させる
医療の現場からプロダクトの開発・販売、お客様や患者様に直接かかわる業務など、AMCには、健康長寿時代のパーソナルウェルビーイングに貢献するためのさまざまな業務が存在します。次世代を担う若手リーダー3名が集まり“AMCにおける挑戦と成長”について語り合いました。
Talk Member
対談メンバー
大柴
2019年中途入社
クリニック運営支援部門 日本橋ミッドタウンクリニック 医療通訳、コンシェルジュ
米国の大学で医療人類学と生物学を学び、現地の内視鏡専門クリニックに医療コーディネーターとして入社。帰国後、日本の製造メーカーを経て2019年、日本橋ミッドタウンクリニックの立ち上げメンバーとして入社。医療通訳として外国の患者様と医師や看護師・検査技師をつなぐ役割を担い、同時に受診時の書類や説明ツール・販促物の英訳・監修、外来の受付やコール業務などを幅広く行う。
井上
2017年新卒入社
クリニック運営支援部門 カスタマーリレーション コールセンター業務
AMCの親会社であるリゾートトラストに新卒入社。エクシブ蓼科をはじめとした複数のホテルでフロントや予約業務、ブライダルプランナーなどの経験を積む。コロナ禍でホテル業務が激減したことを機に、2020年AMCに出向。日本橋ミッドタウンクリニックを始めたとしたクリニックのコールセンター業務を行う傍ら、部内の業務改善に取り組む。現在、現場リーダー。
中村
2022年中途入社
ウェルビーイングプロダクト事業 パートナー営業
大学で栄養士の資格を取得し、人の食や健康に関わりたいと大手食品メーカーに新卒入社。営業職としての実績を重ねて2022年、もっと人々の健康に貢献したいとAMCに転職。フェムケアブランド「エストール」などの新規開拓営業を推進。中国などへの越境ECをリードするなど、2023年度メディカル本部年間優秀社員業績部門賞を受賞。
※座談会内容は、「2024年08月19日」時点の情報です。
多様なバックグラウンドを活かせるAMC
大柴
私は日本橋ミッドタウンクリニックの立ち上げメンバーとして中途入社し、今年で5年目になります。アメリカの大学で医療人類学と生物学を学び、2年半ほど現地の内視鏡クリニックで働いた後、日本へ帰国し、一度製造メーカーの国際事業部に勤めましたが、医療の現場に戻りたいと思いAMCに入社しました。入社当初は日本橋クリニックがまだオープンしていなかったので、最初の半年は六本木で総合受付から健診ドッグ・外来を経験し、日本橋オープン後はドッグの受付から始めました。現在は医療通訳や翻訳業務を中心に、外来のコール業務や院内ツールの企画なども行っています。
井上
私はAMCの親会社であるリゾートトラストに2017年に新卒入社し、ホテルエクシブ蓼科でフロントや予約業務、ブライダルプランナーとして働いていました。その後、日本橋浜町の新ホテルのオープニングスタッフとして異動しましたが、コロナ禍で業務が激減し、やりがいを失っていたんです。そんな時に上司からメディカル部門を勧められ、AMCへ出向。現在は日本橋ミッドタウンクリニック、六本木ミッドタウンクリニック、浜松町ハマサイトクリニック、東京ダイヤビルクリニックの4つのクリニックの健康診断や人間ドッグの予約受付業務を担当しています。
中村
私は2022年1月に入社し、2年半になります。ウェルビーイングプロダクト事業のパートナー営業課で、主にフェムケアブランド「エストール」の営業を担当しています。大学で栄養士の資格を取得し、以前は食品メーカーで営業をしていましたが、より健康に貢献できる仕事がしたいと思い、AMCに転職しました。AMCは、クリニックや先端医療・医師監修のプロダクトなど、幅広いサービスを提供できる会社だと感じ、入社を決意しました。
気づきから始まるそれぞれの挑戦
大柴
AMCに入って「あっ、これだ」と思ったのは、自分から課題を見つけて改善案を提案できる環境です。以前の会社では指示された業務をこなすのが中心でしたが、ここでは「あれ?」と思ったことを意見すると、オープンに受け入れてもらえます。
患者様にお渡しする資料やホームページ、営業促進用の資料なども英語に翻訳していますが、その過程で更新されていない箇所を見つけ、改善提案をしています。最近の取り組みでいうと、内視鏡検査の案内を動画化する提案をしたところ、快諾してもらえました。まだ制作中ですが、動画用のスライドを印刷して患者様に渡すだけでも、看護師さんの負担が減ったと好評です。これらの業務を進めることで、外国人患者様からの専門用語を必要とする質問が減り、英語要員でない看護師さんでも対応ができるようになり、属人化の改善につながっています。
井上
私の挑戦は、まったく新しい医療の世界に飛び込んだことです。最初は検査の項目や、健康保険組合ごとに異なる健診コースの契約内容やオプションを覚えるのに必死でした。まずは自分ができることをやり切りたいと思い、当時あったコールセンターの受電件数ランキングで毎日3位以内に入ることを目標にしていました。
その目標は基本的に毎日達成していたのですが、そのうち、電話対応と事務処理を同時に行う非効率さに気づき、業務を分担する組織に提案をしました。上司からは「成功するかわからないけどやってみよう」と言ってもらえ、実行することに。結果として効率が上がるだけでなくミスも減って、今でもその体制が続いています。この経験から、「昔からこうだから」という考え方を疑問視し、常に改善の余地を探るようになりました。
中村
私にとっての挑戦は、エストールの新規開拓営業です。これまで既存営業しか経験がなく、最初は手探り状態でした。競合ブランドの情報を集めてリスト化し、店舗への飛び込み営業から始めました。
また、エストールの認知度向上のため、一般向けイベントの企画もやりました。例えば伊勢丹での販売開始時には、啓蒙活動も含めたイベントを自ら提案・実行しました。フェムケアは人からは見えない部分のケアなので、単に置いておくだけでは売れません。そのため、イベントを通じてその重要性を伝え、サンプルなども配布しました。企画から実行まで自身が主体で進めますが、他部署の協力も得られやすく、組織としてのチームワークの良さを感じますね。
AMCで成長を実感できる瞬間
大柴
AMCでは自分が何か役立っているという実感があります。特に外国人患者様への対応で力を発揮できることがうれしいです。日本の医療サービスに不慣れな外国人患者様の言葉の壁をなくし、安心して受診してもらえるよう心がけています。また、予想外でしたが、制作物の作成にも携わるようになり、それが評価されることも多いんです。AMCに入ったおかげで、新しい自分を発見できました。
井上
私は業務改善の提案が実現し、効率が上がってミスも減ったことで大きな達成感を得ました。その経験が評価されてリーダーに任命されたことも大きな喜びでした。最近では、自分の成長だけでなく、後輩の成長を見守ることにやりがいを感じています。以前は自分でやったほうが早いと思っていましたが、任せることで周りの成長につながると気づいたんです。
また、お客様対応でも成長を感じています。例えばお客様が希望する日が、他の方の予約で埋まっていても、2日間にわけて来院いただくプランや土日の検査を提案するなど、できる限りの選択肢を提示するよう心がけています。これはホテル時代の「NOと言わない」姿勢が活きていると感じます。
中村
私は店頭イベントでお客様の声を直接聞けるようになったことが大きな転機でした。「エストールを使って長年の悩みが解消された」「もっと早く出会いたかった」といった声を聞くと、自分の仕事の意味を実感できます。母親にも気に入ってもらえたり、愛用している社員も多くいたりと、身近な人の生活改善に貢献できていることもうれしいです。以前の職場では数字追求が中心で、お客様の存在を忘れがちでしたが、今は自分の仕事が直接お客様の生活改善につながっていると感じられ、大きなモチベーションになっています。
働く人の背中を押してくれるAMCの企業風土
大柴
AMCの素晴らしいところは、挑戦を後押ししてくれる環境です。自分のアイデアを実行に移せるだけでなく、それを組織に普及させる機会も与えられます。例えば、AIツールを活用した業務効率化の取り組みを始めましたが、これを全社的に広げていければと考えています。また、毎月行われる勉強会の場を借り、英語の勉強会を主催していますが、人に教えることで自分を振り返り、学びを深めることができ、自己啓発にもつながっています。
井上
そうですね。私も提案がすぐに受け入れられ、実行できる環境に驚きました。「昔からこうだから」という考えではなく、新しいアイデアを歓迎してくれます。また、お客様第一の姿勢も徹底しています。電話対応では、たとえ予約が埋まっていても、別の日程や曜日を提案するなど、できる限りの選択肢を提示し、お客様に満足して検査をご受診いただけるよう心がけております。
中村
私も同感です。AMCは風通しがよく、チームワークを大切にする雰囲気があります。例えば、イベントの準備では「みんなでやろう」と声をかけ合い、部署を超えて協力し合います。プロダクトの営業チームは現在6人と少人数ですが、だからこそ一丸となって取り組める環境があります。前職では個人プレーが中心でしたが、ここでは全員で目標に向かって頑張る雰囲気があり、とても働きやすいです。また、挑戦したいことを言いやすい環境で、それを否定されずにサポートしてもらえるのも大きな特徴だと感じています。
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