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子育てスタッフ座談会

出産・子育てがキャリアのマイナスにならない環境

AMCは産休・育休の取得および復帰率が高く(92%※)、育児をしながら管理職として活躍しているスタッフも多くいます。男性の子育て参加も含め、お子さんを持つ10年以上勤務の役職者3人がAMCでの仕事と子育ての両立について、変遷や課題も含めて赤裸々に語り合いました。
※アドバンスト・メディカル・ケアおよびミッドタウンクリニックでの2023年5月~2024年4月における育休からの復職率

Talk Member

対談メンバー

西村

2012年中途入社

ウェルビーイングプロダクト事業 パートナー営業

入社から一貫してAMCが取り扱う化粧品やサプリメントの卸販売を行う。2019年第一子出産で産休・育休を取得。復職後、時短勤務を続けながら昇格試験に合格。現在、5歳児の子育てをしながら、卸営業チームのマネジメントを行う。

赤木

2009年新卒入社

クリニック運営支援事業 兼 ハイメディック・ミッドタウン医療事業課

国内系大手航空会社からAMCにエグゼクティブ・コンシェルジュとして転職。2017年と2019年に産休・育休を取得。現在、5歳と7歳の子育てをしながら出産を機に親会社であるリゾートトラストのグループ会社・ハイメディックの医療相談室とAMCの運営事業部を兼務。

天間

2013年中途入社

コーポレート部門 広報課

AMCのセールス&プロモーション部所属。Webマーケティングを中心に各医療施設等のプロモーションを担当。業務領域をグループ会社を含めたマーケティングに拡大中。3歳、5歳、7歳の子育てに積極的に参加。

※インタビュー内容は、「2024年10月」時点の情報です。

まずは皆さんの育休・産休の取得について教えてください

西村

私の部署は女性社員が多く、毎年といっていいほど誰かが妊娠・出産されていて、産休・育休取得者も多数います。私が妊娠した際も上司に相談したところ「おめでとう」と心から喜んでくれてスムーズに話を進めていただき、産休・育休を取得させてもらいました。その際はほかにも産休・育休取得されている方がいたこともあり、マンパワー不足の懸念がありましたが、新しく1名採用することで補っていただきました。

赤木

私は産休・育休を2回取っていますが、実はその前に不妊治療について会社に相談したことがあります。夫の転勤や年齢的なこともあり、当時の職場では仕事を続けられないと上司に話したところ、「辞める選択をする前に違う環境でやってみたら?」と、不妊治療を続けながら働ける部署への異動を提案いただいたのです。

夫には単身赴任をしてもらい、私は親会社であるリゾートトラスト株式会社のメディカル本部、クオリティマネジメント部に異動。当部では主に、グループ会社の株式会社ハイメディックが運営する会員制総合メディカル倶楽部「グランドハイメディック倶楽部」の各施設のマニュアル整備を担当しました。マニュアルを完成させてから、夫が働く九州で産休・育休に入りました。

天間

私は子どもが3人いますが育休は取っていません。代わりに子育てに少しでも参加できるよう出退勤時間を調整させてもらっています。入社した2013年当時から、今の私のようなスタイルで勤務する男性社員がいましたから、AMCでは早くから男性の子育て参加に理解があったと記憶しています。

西村

私の部でも以前、20歳代の男性社員が3カ月ほど育休を取っていました。

天間

当社に限らずグループ会社でも育休を取得されている男性社員がいましたから、お二人のお話からも、グループ全体で、男性・女性の区別なく子を持つ社員に対する理解度が高いのだなと改めて思います。

具体的に子育てへの理解があると感じたエピソードはありますか?

赤木

会社の子どもを持つ社員への理解というのを、私は1人目の育休後の復職時に感じました。

当時クオリティマネジメント部は東京・渋谷区にあったため、子どもを連れて単身赴任で復職しようと思っていました。しかし、休職中の居住地が九州だったことで待機児童激戦区であった渋谷区では保育園に通えず困っていると、「名古屋は待機児童数がゼロだから、単身赴任を考えているなら名古屋で復職するのはどう?」と提案をいただいたのです。ちょうどハイメディック名古屋コースやミッドタウンクリニック名駅といった施設が名古屋に開設された頃で、新しい職場に復職することになりました。

西村

待機児童の問題をクリアするために異動することもあるのですね。

赤木

当社は拡大を続けるビジネスモデルなので常に人が必要ということもありますし、マニュアル整備で各施設を回った経験で、業務をある程度理解していた背景があったからだと思います。レアケースだとは思いますが、ありがたいことでした。

西村

私の場合は、戻るのが当たり前という職場だったので元のポジションに何の不安もなく復帰することができました。ただ、コロナ禍で3カ月ほど復職が遅れたり、仕事のブランクが如実になったり、子育てとの両立は難しく始めは不安定でした。それでも、復職経験者が10名近くいる職場ですから、私の状況を理解してくださりありがたかったです。

天間

私は変形勤務という形で出社を1時間遅らせ、子どもを保育園に送ってから10時に出社しています。平日はどうしても妻がワンオペにならざるを得ないですが、せめて朝の見送りくらいはしたいと上司に相談し、その希望が通った形です。勤務時間のフレキシブルさに加え、周囲から受け入れられていると感じるので違和感がなく続けられています。

出産・子育てとキャリアの関係はいかがですか?

西村

私も受け入れられているという空気を感じます。復職して1年くらい経った頃に上司から昇格試験を打診いただきました。「無理はしなくていいけど、上を目指すのであれば挑戦してみないか」と気遣ってもいただいて。この会社は、子育て中であるとか時短勤務中だからといってキャリアに影響しないと実感しました。少し不安はありましたが前向きにチャレンジできました。

天間

当社は女性社員が半数以上を占めていて、管理職や幹部にも女性が多いです。産休や育休を取得されている方の中でも、その後キャリアを積まれている方も多くいるので、出産や子育ても含め、ライフスタイルに合わせた活躍ができる風土があると感じます。

赤木

そうですね。その人の状況に合わせたキャリアを提案してくれると感じますね。私は二人目の出産後の復職を機に現在の医療相談室に在籍しているのですが、会社から家が遠いのです。

保育園への送りは夫、お迎えは私なので天間さんと同じ変形勤務で8時-17時で勤務させてもらっています。そういった状況をくんでくださって、電話受付が10時から16時という医療相談室の担当に配属いただきました。

子育てしながらの「働きやすさ」について教えてください

西村

まず会社の制度や福利厚生が徐々にアップデートされているように思います。例えば以前の時短勤務は満3歳までだったのですが、現在は3年以上の勤続者であれば小学校2年生まで時短勤務ができる。そのおかげで私は、子どもが5歳になりますが時短勤務を続けていられます。

天間

急に子どもが熱を出したといったときは、「子の看護休暇」もうまく利用できますよ。有給休暇とは別に時間単位で細かく取得できるので、病院に連れて行く時間だけ利用するといったことができてありがたいです。入社からの11年間で新しい制度やルールが需要に合わせて整ってきています。

西村

制度がより良くなるのはうれしい反面、難しいのは、勤務時間が短くなっても仕事量は減らないということですね。

天間

そうですね。子育てと仕事の両立は効率よく仕事をすることに尽きますが、それがなかなか難しいときもあります。さらに管理職はチーム全体のことも考えなくてはならない。自分で仕事を抱え過ぎないようにする、チーム全体で動けるようにするということが大切と思っています。

西村

他のメンバーに負荷がかかり過ぎないよう目を配るのも大切ですね。不公平感が出ないようバランスの調整も大事。それから、レスポンスはできるだけ早くするようにしています。

赤木

その姿勢、大事ですよね。「体はそこに居なくても、いつでも応えるよ」と電話に出られない時間を作らないように工夫しています。

子育て社員として課題と感じることはありますか?

赤木

私は会社の黎明期から勤めていますが、入社当時と比べて子どもを持つ社員が増え、ずいぶん働きやすくなりました。ただ、まだ課題もあると感じています。それは女性が多い部署や子育て経験者が多い部署ばかりではないということです。やはり同じ経験がない場合、理解の壁が高くなることがありますから。

西村

わかります。私も子どもを産んで初めて知ったことがたくさんありました。経験しないと想像できないことが多い。難しいですよね。

赤木

そうなんです。子育てをしていても、私は子どもが2人なので天間さんのように3人育てている方の大変さや気持ちがわかっていないと思うんです。

天間

皆さんご経験あることだとは思うのですが、集団生活がはじまると風邪や感染症などの病気がとにかくやっかいです。子どもが3人だと誰かが病気になることも多く、3人の間で病気が感染して長期化することもあります。また看護している親側も体調を崩し、何度も仕事を調整してもらわなくてはならないといったことも起きるので、体調管理が一番大変かもしれません。

西村

子育て経験があると「しょうがないね」と思えることも、経験のない人にとっては疑問に感じることもあるので、疑問に思っているかなと感じるメンバーには、経験者として状況を話してフォローするようにしています。

赤木

例えば感染症にかかった場合、数日経ないと保育園に行けません。そんな連絡を子どもを持つメンバーからもらった場合、これから予測されることも含めてチームメンバーにも分かるように共有しています。状況が分かれば、経験のない人の理解も進むと思うし、次に同じ状況になった人の苦労も減りますから。

今後、どうなっていくとより良いと考えますか?

天間

子育ての経験がなかったり、子育ての制度を利用できない社員への配慮だったりも必要だと思っています。子持ち社員がサポートされるのはとてもありがたいことですが、それぞれの人生・家族のあり方はみな違いますから。子どもがいる社員が優遇されているような印象を持たれないように、やはり周りへの配慮や理解が大切と思います。

西村

そうですよね。家族との関わり方と仕事の両立という意味では、介護もあります。私も以前、親の介護をしていました。当時の介護休暇は長期間の休みを一括で取る制度だったので、私はうまく調整できず取得できませんでした。最近は日程を分割して取得できるようになりましたが、子育ての制度に比べると足りない点もあると思います。

赤木

独自の取り組みをされている企業も多く、当社の制度は不足しているところもあるかもしれませんが、家族と良い時間を過ごせる福利厚生も多いと感じます。仕事と育児や介護、家庭との両立は、常に時間に追われ、大変なことも多くありますが、仕事を続けておいて良かったと本当に思います。

西村

同感です。子育てだけでなく、家族を支えるさまざまな社員がより働きやすくなる環境が必要です。みんながお互いを理解し合えるようになれたらいいですし、それを後押しする会社の制度やルールが、さらに整備されると良いですね。

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