夢中で走り続けた20年。AMCで見つけた自分らしい働き方と成長
陣内
2006年 中途入社
ウェルビーイングプロダクト事業 マネージャー
日本の大学を卒業後、アメリカ・ニューヨークのホテルに勤務中の2006年に社長の古川と出会い、AMCへの転職を決意。2度の産休・育休を含め約20年間、化粧品やサプリメントに関わり、開発・セールス・物流からお客様対応、輸入業務まで幅広く携わる。
※インタビュー内容は、「2024年10月」時点の情報です。
なぜAMCに入職されたのですか?
ニューヨークのホテルで2年間ほどホテルマネジメントとして働いていた頃でした。知り合いの歯科医が学会でニューヨークを訪れたので案内をしたのですが、その際に同行していたのが社長の古川でした。
帰国が決まっている話をしたところ古川は「今こういう会社を立ち上げたところだ」とAMCを紹介してくれ、私にできることがあるかもしれないと採用していただくことになりました。おそらく、猫の手も借りたい忙しい時期だったのだと思います(笑)。
ちょうどAMCは東京ミッドタウンクリニックの立ち上げに邁進していた時期だったので、プロジェクトの話を聞いて私も「すごく面白い、挑戦してみよう」と思ったのが入職の決め手でした。何もないところからいろいろなものが出来上がる過程を考えたときに、単純に「楽しそうだ」と感じたんです。
入職後のお仕事を教えてください。
2006年に入職して最初は商品開発を担当しました。商品の設計をしたり、法人のお客様を訪ねて商品の説明をしたりする営業のような役割を担うこともありました。2012年からは発送業務や倉庫管理といった物流面と、コールセンターのような役割でお客様対応に専念するようになりました。
プロダクトの立ち上げから関わらせていただき、少しずつお客様が増え、ブランドも増え、商品・サービスのラインアップも増え、プロダクト事業の様相が変化するに伴って、私の仕事も変化しました。私にとっても会社にとっても新しいこと、挑戦することが多く、夢中で走って、振り返ると20年近い月日が流れていたといった感覚です。
現在のお仕事内容を教えてください。
現在、化粧品・サプリメント販売を運営するウェルビーイングプロダクト事業に所属しています。所属社員は80名ほどです。大まかにはセールスに従事するチーム、開発を行うチーム、商品発送や倉庫管理をするチーム、コールセンターとしてお客様に応対するチームの4つで構成され、その中で私は、商品発送・倉庫管理とお客様対応を担当しています。個人的には携わる事業に大きな変化はなく、同じプロダクト事業に約20年間携わっていることになります。数字を見ると長く働いた感じがしますが、同じことが一つもないので長いという感じはしません。
その一つが、2022年から加わったスイスからの輸入化粧品「スイス・パーフェクション」の担当です。親会社であるリゾートトラスト株式会社のホテル内スパでも使われている商品で、AMCは販売代理店に当たります。
貿易業務は未経験でしたし、販売の平均値などから安全な在庫数を算出して発注するといった生産管理も初めてでした。輸入した商品には日本語の説明ラベルを貼らなくてはならないのですが、ラベルの作成だけでなく、すべての在庫は資産に当たるので管理方法も新しく学ばなくてはならないなど未知な業務ばかりでした。
AMCでは初めての輸入業務ですが、困難なことはありますか。
困難というほどではないですが、時差や仕事のペースの違いには驚くことがあります。例えば日本では、連絡をしたらすぐに返信が来ますよね。でも今、取引をしているスイスの方たちは違いました。
なかなか返事がなくて困っていたら、同じチームで海外メーカーを担当した経験を持つ同僚が「日本の仕事のスタイルを基準として考えないほうがいいですよ。日本式をスタンダードだと思ったら、不満ばかりになってしまう」とアドバイスしてくれハッとしました。
また、スイスの始業はだいたい日本の午後3時で午後5時頃から本格的に動き出すのですが、私は時短勤務をしているので終業時間が午後5時です。そのため早く在庫確認をしてもらいたいときなどは家で仕事をすることがあります。最初は海外の時間に合わせるのが大変でしたが、臨機応変に対応できるようになってきています。
さまざまな職務を経験された中で、印象的な業務はありますか?
コールセンターというのは本当に大変な仕事だと感じました。ホテル出身ですし接客はとても好きな仕事です。ただ、対面の接客と違ってお顔が見えない電話でのやり取りは難儀でした。一つひとつの言葉の選び方やちょっとした伝え方の違いで、相手の捉え方も変わるのだと業務を通じて勉強になったことが多いです。
お客様の声を聞けるのはコールセンターだけです。厳しいご意見をいただくこともありますが、直接お褒めの言葉をいただいたり、「この商品を使ってほんとうに良かった」といったお言葉を聞いたりすると、それまで大変に思っていたことも報われた気持ちになります。
その上でAMCならではだと思うのは、「機械的な対応をする通販会社になってはいけない」という思いが、メンバー全員の中にあるところ。私たちは、会員制高級ホテルを運営しているリゾートトラストのブランドの一つだという気持ちを強く持っています。そのため、ホテルマンと同様にお客様のご要望に対してNoとは言わない。ご要望にお応えできない場合は、常にベストな提案をするという姿勢でお客様とお話をしています。
時短勤務とのことですが産休・育休について教えてください
私は育児休暇を2回取得し、復職しています。
産休・育休を取った方のほとんどが復職していますし、会社としても復職しやすくサポートしていこうという姿勢があるので、かならず希望が叶うわけではありませんが、時短など復職後の働き方も含めて相談できます。会社にとっては復職するのが普通の出来事なので、特別な意識をせずに自然体で自身のライフステージに関する状況を伝えられることに感謝しています。
また、「子どもが熱を出した」と急に休まなくてはならない場合でも「そういうこと、あるよね」とみんなが温かい目で見守ってくれる雰囲気があります。産休・育休、復職といった経験者が多いので状況や気持ちを説明しなくても分かってもらえるのも、お子さんをお持ちの方がとても働きやすい理由だと思います。
最後に入職を検討中の方へメッセージをお願いします
AMCは常に、時代の流れに沿ったビジネスを展開しているので、新しいことにいつでも挑戦できる環境があります。私もそうですが、経験の有無よりも、チャレンジする精神さえあれば任せてもらえます。
もちろん、誰かが手取り足取り教えてくれるわけではないので苦しいこともあります。自分で調べなくてはいけないこともたくさんありますが、それでも、自分で考え、いろいろなことを開拓したいという意思がある方には、周囲と相談しながら裁量権を持って仕事を進めることができます。
一方でそういった状況は、会社がきちんと整備されていないから社員がいろいろなことを任されてしまうのだという解釈もできますから、物事を前向きに捉えられる方に向いている会社と言えるかもしれません。
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