2012年3月期 第2四半期
23年度上半期は、東日本大震災にて被災されました地域の復興と被災者の皆さまの生活再興を心より祈念しながら、事業活動を展開することとなりました。弊社は、微力ながらもお役に立ちたいと願い、日本赤十字社を通じて3,553,664円の寄付をさせていただきました。改めて、厳しい冬を迎える被災地の皆さまのお見舞いを申し上げます。
当社の事業活動におきましても、特に第一四半期におきましては震災の大きな影響を受けました。運営業務受託をしております東京ミッドタウンクリニック等の医療機関におきまして、震災や、東京電力原子力発電所事故等の影響の中で、関東地区の企業活動の先行き不透明な中、健康診断を受診されるお客様の数が前年比で激減、当社の受託収入も大幅に減少いたしました。結果、人間ドック・一般健診運営事業が前年比でも30,000千円を超える大幅な減益となりました。
一方、社会情勢不透明な中、健康志向の高まりが特にエクゼクティブ層の間でみられ、運営受託医療機関の中で、いわゆる、会員制医療サービスへの御入会者や、特別人間ドックを受診する方が前年比で倍増、企画・プロモーション・接遇業務を行う当社の収益も大きく伸びました。健康志向の高まりはサプリメント販売にも反映され、サプリメントの販売が大幅に伸長、収益事業化を実現しました。
また、先端医療事業やNoage事業も成長し、クリニック「Noage」ブランドと化粧品「muNoage」ブランドの定着とともに、化粧品事業が一段と成長、上半期におきましては会社の収益の半分を担う事業となりました。
ドック・健診運営事業が大幅な減益となる中、先端医療・美容医療・特別診察サービス関連事業やサプリメント、化粧品事業の増益と、その他医療コンサルティングビジネスの収益が貢献し、結果としては計画を上回る50,000千円超の経常利益を確保することができました。
すでに第三四半期に入ってようやく一般クリニック運営事業が回復基調となり、Noage事業(美容医療・化粧品)やサプリメント販売がさらに続伸しておりますが、欧州情勢の悪化や中国の景気減速感がある中、選択と集中、攻めと守りのバランスを取りながらも、今後ますます拡大するシニアマーケットに対して「健康と美」への提供には一層の強化に取り組んで参ります。
皆さま、今後とも変わらぬご指導とご支援をお願い申し上げます。
代表取締役社長 古川哲也
2012年3月期 決算公告(第2四半期)
(千円)
業績 | 2012.3期(第2四半期) | 計画比 | 通期計画に対する進捗率 |
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純資産 | 569,793 | - | - |
総資産 | 673,143 | - | - |
1株当たり純資産(円) | 8,318 | - | - |
売上高 | 431,750 | 108.00% | 51.90% |
営業利益 | 48,449 | 161.50% | 61.99% |
経常利益 | 52,247 | 162.40% | 63.33% |
当期純利益 | 63,498 | 197.35% | 76.96% |
1株当たり当期純利益(円) | 926 | - | - |
1株当たり配当金(円) | - | - | - |