株式会社アドバンスト・メディカル・ケア

2011年3月期


この度の東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災されました方々に心よりお見舞い申しあげます。被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申しあげます。弊社も日本で経済活動を行う企業の一つとして、微力ながら被災地の復興と日本の復興のために、何ができるかを常に考えながら日常業務を進めて参ります。

平成23年3月期は弊社としては初めて1億円を超える経常黒字の計上を果たしました。 クリニック運営支援部門においてはクリニック支援、集患マーケティング業務委託契約を締結している東京ミッドタウンクリニック、東京ミッドタウン美容クリニックNoage(現:東京ミッドタウン皮膚科形成外科ノアージュ)の業績の大幅な好転に伴い、弊社の受託収益も大きく伸長させることができました。平成22年度は新たに東京ダイヤビルクリニックや浜松町ハマサイトクリニックなど受託施設も増加いたしました。今後とも、弊社が提供するマーケティングサービスと、ホスピタリティにあふれるクリニック運営支援の両輪から、新しい医療サービスの創造に貢献して参りたいと存じます。

また、弊社株主でもあるテラ株式会社との資本業務提携によりまして東京ミッドタウン クリニック内にプロデュースしました先端医療研究所では、最先端の免疫細胞医療の提供に取り組み、がん患者様のクオリティ・オブ・ライフの向上の観点から何ができるか、 について真摯に取り組んでおります。
また、皮膚科専門医である今泉明子先生が開発したメディカル化粧品のmuNoageシリーズ、ハイクオリティサプリメント事業のドクターズサプリメントシリーズの物販事業も順調 に顧客数を増加させ、会社利益に対して1/3の貢献をする事業に成長いたしました。
加えて、弊社が50%を出資している、医療機関向けのインターネットマーケティング サービスを提供する株式会社メディカル・マーケティング・システムにつきましても、順調に業績を伸ばし開業初年度で黒字経営の事業となっています。

弊社では医療機関との連携を通じて、医療を「真に健康をもたらすためのアプローチ」 として日常生活における予防医療、初期医療から最先端の医療に至るまで、幅広い 医療分野を包括的かつボーダレスに俯瞰する中で、顧客が求めるサービスの追求に今後とも取り組んで参ります。 弊社のゴーイング・コンサーンとしての永続的な成長と発展のために、お客様、 株主、関係取引先、従業員などのステイクホルダー皆さまのご指導・ご鞭撻をお願 い申し上げます。

代表取締役社長 古川哲也

2011年3月期 決算公告

(千円)

業績2011.3期
純資産506,295
総資産680,499
1株当たり純資産(円)7,391
売上高739,175
営業利益97,478
経常利益100,989
当期純利益101,659
1株当たり当期純利益(円)1,484
1株当たり配当金(円)



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